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今野勉『テレビの嘘を見破る』と[魚荘]

ウルトラマンだったかセブンだったか、まったく違ったか、記憶にない。
ただ、未来が舞台のテレビドラマのワンシーンで、劇中劇にあまりにもリアリティがあり、未来人の一人が「当たり前だ。我々のドラマは実際に登場人物が殺されるのだ」と語っていたのを鮮明に(でもないか)覚えている。少年前期のぼくにはとても印象に残った。
怖いとも思ったし、見てみたいとも思った。

この本、別の目的で読んだのだが、「戦ふ兵隊」の亀井文夫の小論文「記録映画と真実と」が引用されている途中に、こんな表現があった。
「中国兵(蒋介石軍か八路軍か、わかりませんが)が日本軍に撃ち倒される場面。観客は戦場の迫力あるシーンに拍手をしていたのですが、実はこのシーンは、捕虜の中国兵の生命を犠牲にした再現シーンだと指摘しているのです。さすがに直接的表現は避けていますが、こう書いています」
と今野は言い、
「(このシーンは)実は、世界に類例のない、最上級の豪華(?)な、また冷酷なロケーションによって、撮影されたと聞いたら、人々は唖然とするだろう」
と亀井の論文を引いている。

自分が幼い日に戦慄したことが 日中戦争時に事実としてあった(かもしれない)こと。
もしかすると、それを踏まえて、そんなセリフの脚本が書かれたのかもしれないこと、
に、何とも重い一冊であった。

仕事帰りに4人で王子の[魚荘]。
水曜は半額。混んでの客が一巡して、二巡までの隙間に入店。
大きな刺し盛りが2人前で1400円。ほかに肉豆腐、イカのわた焼き、などが300円。確か生ガキも2個で400円。卵とニラの炒め物など。

個人的には、ここのママさんの笑顔がすき。誰かの芸能人に似ているが思い出せない。
おそらく王子の飲み屋1の素敵な従業員だと思う。
以前入れていた「海堂」の焼酎ボトルが、3カ月を過ぎたとかで流されて、今日は生ビールと「奥の松」の常温。計10000円は安いか。ぴったりがちょっと気持ち悪いけど。あ、頼んでいたしめサバが来なかったのを言い忘れた!
(どうも通いづめの店は画像を忘れる)

2009年11月17日読了
2004年10月初版 新潮社

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王子の狐

Author:王子の狐
Yahoo!からの引っ越しです。
現在は東京・神奈川での飲み食いの記事中心。
昼は人形町、夜はあちこちに出没しています。

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