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大川渉・平岡海人・宮前栄『続・下町酒場巡礼』と[盛得]

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[盛得]は王子駅近くの飲み屋。急な階段を下りた地下にある。あまりにも急角度なので、つくづく呑む前でよかったといつも思う。もし、店が2階で帰りがこの急階段なら、けが人続出は必定。
今日は私学の先生を囲んで4人で。
鱈腹食べて鱈腹飲んでしまった。
小生、初めに燗酒のあとは、冷蔵庫を見て、「始郎」は若竹・女泣かせの蔵の酒。無ろ過原酒で、あとは「蓬莱泉」のしぼりたて。ほかの2人は燗酒を。1人はあまり飲めず。
アジ南蛮・イワシ揚げ・刺し盛り・さらしくじらなどなど今日のお薦めをうまいうまいと食べていると、ひとり1万円はした。
王子で銘酒と良い料理の店は、とか接待に使える店は、とか前書きして、「2軒ある」と言って、1軒はここ、と上げる。
必ず「もう一軒は?」と聞かれるので、「秘密」という。
居酒屋は社会の大切な公器。誰のもの、俺のもの、じゃなく、みんなで愛すればいい。
ただし、誰にも会いたくない店も、一軒だけでも用意しておく必要がある。

さて、そんな銘酒屋と対照的な、安酒かホッピー、そんな大衆居酒屋も、好きなんだよね。
それがこの本。

正編は46店。本続編は42店。しめて88の四国巡礼に合わせた数。大衆食堂も取り上げる。
この中で行ったことのあるのは、両国橋の[江戸政]、鴬谷の[ささの家]だけか……情けない。
以前も、図書館で借りたことがあったし、現在ハンディなちくま文庫版を探しているのだが。
読んだ、ということよりも、何度読み返すか、どれだけ覚えるか、が大切な一冊。
「一人は尿に糖が出て、一時通院、一人は腎臓結石の発作を起こした。残る一人も尿酸値が急上昇し、いつ痛風になってもおかしくない状態」とあれば、存続が危ぶまれるのは下町酒場や大衆食堂より、あんたたちの方ではないか、と思えてくる。

2009年12月14日読了
2000年12月初版 四谷ラウンド

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コメント

No title

王子の居酒屋で狐の飲み会ですか?
体調を気にしながら・・・でも美味しい幸せな時間なのでしょうね。
酔っていても急な登り階段は大丈夫なんですね。
きっと狸に化かされているのでは・・・^^

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王子の狐

Author:王子の狐
Yahoo!からの引っ越しです。
現在は東京・神奈川での飲み食いの記事中心。
昼は人形町、夜はあちこちに出没しています。

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