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秋山庄太郎写真芸術館・岡本太郎記念館

いい天気が連日続いている。
東京の冬は美しい。表参道まで行く。
ほとんど、自分には縁のない町です。異国に入り込んだような軽い緊張感がある。
 
秋山庄太郎写真芸術館
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「1980s ぼくらのアイドルたち」展
秋山庄太郎がすべての仕事を辞し、パリに赴いたのは1960年、40歳の時。
そのころに生まれた、いま40代の人に「あのころ」を振り返り、「こころの休み時間」を与えたい、とのコンセプトの写真展だ。
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秋山庄太郎は自らを「讃婦人科」と呼ぶ。
「週刊現代」の表紙をふくめて、とてもたくさんの女優・歌手の写真を撮っている。
このポスターにもなった、西田ひかるさんと富田靖子さんの大きな写真が並んでいる。
う~ん、絶句。この一角で息絶えたいと思う。
モノクロの浜田朱里も南野陽子も斉藤由貴も伊藤つかさもいいなあ。
往時を知らない本田美奈子も綺麗なんだなあ。
 
やっぱり、この時代、秋山庄太郎だけでなく、「GORO」の篠山紀信も含めて、きわめて輝いたアイドルと写真家のいた時代なのだな、と思う。
日中の昼のためか、自分の他には誰も客がいなかったのが、うれしい。
 
喫茶室でコーヒーをいただく。
秋山の写真集を読みながら、静かな時間を過ごす。
秋山は若い日銀座で原節子を見かけて、こんな美人を写真に撮りたいと思った。
すると林忠彦の紹介で、「近代映画社」に入社、しかも先輩がいなくなり、原節子を撮影する機会にすぐ恵まれる。
大船撮影所に行くが、取り巻きが多くていい写真が撮れない。不満を抱えて湘南電車に乗ると、原節子も乗ってきた(当時の大女優は電車なのだな)。
意気投合して、自宅に来て撮っていい、と。当時だれも原節子の家で撮ったものはいない。手製の野菜炒めもいただきながら、撮影。その後もいろんなロケについて行き、「原節子番」のカメラマンとしての地位を確立した。
そんな自叙伝を読みながら、才能か運か、の二者択一ではなく、才能あるものは運さえも引き寄せる、と痛感した。
 
2007年の開館なので、木を基調とした建物は美しく、受付の女性も喫茶室の女性も親切で穏やかな年配の方でした。
「楽しんでいただけましたか」
「はい、ゆったりとした時間を過ごせました」
写真も、建物も、接客も
マチャアキ流に言うなら、星5つ、いただきましたっ。
入場料(割引) 600円
コーヒー 300円
 
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これは根津美術館。ここは今日はパスして少し歩くと
 
岡本太郎記念館
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秋山庄太郎と同じく、元アトリエを記念館にしたもの。
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 庭からして、キッチュで、アバンギャルドで、サイケな作品にあふれている。
この美術館のよさは「撮影自由」。
お前たちの小さな写真でオレの大芸術を捕まえることなどできまい、との自信か。
または、秘蔵の作品など芸術の名に値しない、との前衛芸術としての自負か。
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生きてるようですね。
 
自分にとっての岡本太郎は大阪万博の「太陽の塔」。
幼いころ何度もこの塔の絵を描いた。
岡本は
「人類の進歩と調和」との万博のテーマに対して、人類に進歩などない、調和などない、と「反万博」の作品を打ち立てた。
 
そういえば、昔グラスの作品もあったな。
「どんなものにも顔がある。グラスの底に顔があったって、いいじゃないか」というCMをある世代以上は覚えているだろう。
実家にも確か、そのグラスが1つあったはずだが…実家のない今となっては確かめるすべがない。もったいないことをしたなあ。
 
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2階には、彼の作品と、そのオマージュを捧げる(または闘う)書家柿沼康二の作品がある。
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太陽の塔が柿沼の書で埋もれている…。
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岡本太郎は、今も通用する芸術家だろうと思う。
こちらの記念館は若いカップルでいっぱいだ。
来館者のほとんどが20代で占めるという。
 
ただ、こっちの接客は今ひとつだな。
こんなものを購入。
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本当は海洋堂作の350分の1のを欲しかったのだが、3000円弱なのでね…。
 
入場料 600円
太陽の塔(銀) 1575円
 
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六本木通りを渋谷まで歩く。
寒くもなく、いい夕刻だ。
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青山学院と実践女子学園。
ここから見ると変な感じね。
 
今日は[冨士屋本店]。
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この高名な立ち飲み居酒屋が今まで未紹介だったのは、地図で見た位置を間違えていて、何度探しても見つからなかったからだ。
今日はすぐに見つかる。
時間をつぶして、開店すぐに入る。
地下に降りると、いろんなメニューが貼っている。
 
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しかし、見ずして店内に。
 
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何を食べるか…悩むのが至福の時。
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アオリイカのゲソわさ。ギョウザ揚げ。
酒は埼玉の「寒梅」。
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湯豆腐。
ほぼキャッシュオンデリバリーなので、灰皿にお金を置いておくと店の人が持っていってくれる。
お客さんが多くて、写りこみそうなので、店内風景の撮影なし。
いろんな雑誌などで見てね。
 
酒(冷や) 280円×2
アオリイカのゲソわさ 300円
ギョウザ揚げ 200円
湯豆腐 200円
計1260円
 
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コメント

No title

こんばんは♪

一番になっちゃった♪

王子さんは、今日は芸術の日ですね♪
秋山正太郎って風景写真を撮る写真家だと思っていましたが、アイドル、女優さんをも撮っていた方なんですね
私は、秋山正太郎の撮る風景写真が大好きでした

色々な作品を見た後は・・
やっぱりお酒が美味しいのでしょうね♪
一つ発見です
王子さんは、ぎょうざが好きなんですね(^^)
違ったでしょうか(*'ー'*)ふふっ♪

No title

独身の頃は、この辺で色々な美術館などを見に行っていました。
ゲイのお友達と。。物知りで楽しかったな―。
結婚してからは、うちのだんなさん、こういうデートは嫌いだそうなので、
(あとゲイとは言いながら、見かけは男性のため。)
めっきり行かなくなり、現在は娘を洗脳中。
何度か夫を連れていくんですが、
手持無沙汰でつまらなさそうな顔を見ていると、
こっちが気を使ってしまうんですよねー。

No title

お、今、湯豆腐記事をアップしたばかりです。

だんなの仕事仲間の方が生前の岡本太郎さんを訪ねて、このアトリエに行ったときに、「好きなの持ってかえんなさい」と言われたそうです(笑)。
岡本太郎美術館の方は何回か行ったことがありますが、こちらは行ったことがないな~。こちらの方が派手な感じですね。

No title

よっこさま。
なるほど。
よっこさんの花の写真の原点は、秋山庄太郎なのですね。今度見てみます。

餃子、好きですよお。
若い頃はおばあちゃんが手作りの餃子を食べさせる数席だけの小さな店があり、入り浸ってよく食べていました。
おいしい餃子があれば、それだけで十分!です。

No title

みみうさぎさま。
そうだなあ、自分が女性なら、風景だの美術館だのが嫌いとか、本は読まないとかはちょっとパスかも。
家で晩ご飯があるのに、渋谷の立ち飲み屋でちょっと飲んでくるのも、×かな(笑)。

No title

ジャスミンさま。
湯豆腐の記事を拝見。なるほど、かぼすですか。
自分ならすだちです。
あ、うちも今日は鍋でした。
豚骨鍋(←即席)と称してましたな。

その友人が気になります。
な、なにかいただいたのでしょうか。
ただ、一点一点でかいですからねえ。

No title

岡本太郎記念館でのガッキーちゃんのメトロのCM流れてますね。
太郎センセのお人形と同じポーズしたり・・・

灰皿の小銭はお小遣いですか?

No title

月灯小夜子さま。
ガッキーはあちこち行ってますね。
いいなあ(←どっちに?)

初めの画像の端に写った千円札二枚がこの残高になりました。
これはまた明日に消えていくでしょう。

No title

まさに、でかいので断ったそうです。そうしたら「キミ、欲がないねえ~」と気に入られたというのが彼の自慢。欲がないと言われたのは本当でしょうが、気に入られた・・というのは怪しい(笑)。

No title

美味しそうな揚げ餃子♪それに、イカゲソもいいですね~☆なかなか居酒屋に行けないから家で餃子揚げてみようかな♪

それにしても懐かしいアイドル達ですね~♪最近、往年のアイドル達をTVで見かけますが、皆さん相変わらず綺麗ですよね~☆やはり芸能人違いますね☆

No title

岡本太郎 子供のころ 変なおじさんだと思っていましたが、
大人になってみると その作品 いいですよね~ ^^;
でも、王子の狐さん ご購入の太陽の塔は ウルトラマンに見えます。
ウルトラマンも70年代の前衛的デザインだから?

No title

ジャスミンさま。
さあ、自分ならどうするかなあ。
友人に連絡、2トントラックをレンタカー~持ってきて…
または小さいものを目ざとく見つけて…
この欲深さがだめなのね。
むろん、売り飛ばしたりはしませんが。
あまりの強欲ぶりに「このアトリエごとあげる」と言われたりして…

No title

シーラさま。
往年のアイドル、コンサートまでしてますよね。
三原順子が選挙に出て、応援したくなりましたよ。
CMで見た最近の富田靖子さんは、あれ~って感じでしたが。

揚げしゅうまいもいいですよね。
シーラさんなら、揚げ餃子も自家製でしょうか。

No title

yoyoさま。
やっと時代が岡本太郎の前衛性に追いついてきたのでしょうか。
たしか、60を超えてからスキーを始めたはずで、その行動力に、子狐だったころ感服しました。

なるほど…ウルトラマンに見えます。
きっとどこかのぼろ市でウルトラマンと太陽の塔が混じったバッタモンを売ってるんだろうなあ。

No title

最近ご無沙汰の青山方面。
子供の城や児童館止まりです。
今度児童館に行った時、下の子を誘って岡本太郎記念館に行ってみようかと思います。

No title

オニ母さま。
連日お仕事お疲れ様です。
お、今日は「1人で!」とはおっしゃらないですね。是非親子で岡本太郎ごっこをしてみてください。

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プロフィール

王子の狐

Author:王子の狐
Yahoo!からの引っ越しです。
現在は東京・神奈川での飲み食いの記事中心。
昼は人形町、夜はあちこちに出没しています。

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