FC2ブログ

記事一覧

浮世絵 Floating World 珠玉の斎藤コレクション@三菱一号館美術館

三菱一号館は1894年に英国の建築家コンドルが設計されたレンガ造りの建物。
それが忠実に復元され、2010年より美術館として開館。19世紀末のロートレックをはじめとした西洋絵画を収蔵している。
場所は丸の内だ。
イメージ 1
 
ここで、今回浮世絵の展覧会があり、チケットをいただいたので行ってみた。
イメージ 2
                                  (HPより拝借)
浮世絵 Floating World 珠玉の斎藤コレクション
イメージ 4
イメージ 5
今回の展示は元参議院議員で現在、川崎・砂子の里資料館館長の斎藤文夫氏が長年にわたって収集してきた膨大な数の浮世絵のうち、500余点を3期に分けて展示したものだ。
個人でこれだけ集めるのは情熱もいるが資金も莫大なものだな。
 
今日訪れた2期は、葛飾北斎「冨嶽三十六景」や歌川広重「東海道五拾三次」、そして歌川国芳の作品などを展示したもの。
北斎の「神奈川沖浪裏」は巨大な波が立つ向こうに藤が見える有名なものだし、広重の「日本橋朝之景」 などは、おそらく自分の世代では永谷園の「お茶漬け海苔」の付録についてきたカードを連想するんじゃないかな。
 
そういえば、あれは中高生時代だろうか、何枚か集めて応募するとセットが抽選で当たる応募があって、もらったことがある。
ただし、もらったのは東海道五十三次シリーズではなく、その後にあった西洋絵画シリーズだった。
そのころの自分には、西洋絵画は見て美しいが、浮世絵なんて興味なかったわけだ。
イメージ 6
さて、「東海道五拾三次」もそれに類する作品も、今でいう「旅行ガイド」のようなものだ。実際展示品の中に、日本橋から始まる東海道の街道を詳細に描いた折り畳み式の冊子もあった。 
道中の見所やうまい処を紹介しているわけだ。
だから、今期のテーマは「ツーリズムの発展」となっている。
イメージ 7
 
イメージ 8
作品を見ていて、小学校の何年だったか、東海道の絵を、美術の教科書に載っていたのかなあ、模写したことがある。美術の時間にね。完成すると、自分も友達も感心する見事な出来栄えだった。記憶が美化しているのだろう、今もし残っているならば、稚拙にしか見えないだろうが。
初めは「できるかな」とニヤニヤしていた先生が、完成したものを見て一言「自分の絵ではない(模写は評価しない、の意味)」。だったら最初から描かせるなよ、と思ったことがある。
この雨の中を走る絵だったような気がするなあ~、などと眺めていた。
 
また、これも小学校時代の思い出なのだが、自分の小さい頃は空前の切手収集のブームで、子どもたちはみんな切手のスクラップブックを持っていたと思う。もちろん、おもに買うのは新しく発売された記念切手を一枚ずつ。また、駄菓子屋には使用済み切手を袋にまとめて売っていたりもした。
通信販売で買ったこともあった。
そのころの通信販売は、悠長なもので、切手帳が送られてきて、欲しいもののお金を払って残りを送り返すシステムだったように思う。人を信じる時代だったのかな~。
切手のカタログもほとんどが持っていて、その中でも「見返り美人」と「月に雁」と言う、細長い切手がダントツの高額で、むろん貧乏小学生には手の届くはずはなく、「一度でいいから本物を拝んでみたいものだ」と話しあっていた。
なぜそんなことを思いだしたのかと言うと、今日の展示の中に、切手ではなく、その原画の方の「月に雁」があったのだ。あれから半世紀近くして、本物の方を拝めたことにある種の感慨があった。
 
そんなあれこれを思い出す展覧会だった。
ショップにはめぼしいものがなかった。
 
旧銀行時代に営業室だったところが[Cafe 1894]になっていた。
入ってみる。
イメージ 9
天井が高い。 
イメージ 10
入った時間はティータイムで飲みものとケーキなどが中心。
自分にとってのティータイムはこれだな。 
イメージ 11
ハートランドビール 600円 
何かおつまみと思ったが、目ぼしものがないので、これだけでいいや。
大人の楽しみは、カフェでアルコールが飲めることね。
 
雨が降っているので、地下を通って帰ると旧中央郵便局の[KITTE]にたどり着いた。
イメージ 3
どんどん変わって行くなあと思った次第。 
スポンサーサイト



コメント

No title

月に雁、見返り美人、懐かしいなぁ~~
当然、当方も切手を収集しておりましたよ
んで、学生の頃に売っちゃいました(笑)

砂子の里に夕方お越しくださいネ♪
で、やまおで一献、如何ですか

No title

丸の内でここだけ緑のある人口のオアシス。
ここでよく休憩してましたわ(外でね)
最近とんとこちらのほうには用事がないなあ。

No title

ノブさま。
切手収集、みんなしてましたね~。
もう少し上の世代なら古銭かな。
でも、何か集めるのって、必ず男なんですね。

砂子の里→やまお、そのコースに激しく興奮している自分です。

No title

ymppさま。
はい、緑ありました。みなさん円形の椅子などに座ってましたが、当方が見終わった時間は雨でした。

丸ビルの「再生酒場」ご一緒しましたね。

No title

切手は収集したことがなかったんですが、
田舎の本家に行った時、蔵の中から初期の切手が出てきて
もらいました。
茅場町の金庫のカフェに行った時は、仕事を思い出しまくって、
一切安らげませんでした。

No title

みみうさぎさま。
もっと、切手がブームだった時に売っておけなよかったでしょうね。今は2足3文でしょう。

茅場町の金庫のカフェってどこ?
みみうさぎさんのコメは相変わらず難しいです。

No title

茅場町に金庫のカフェがあるんですよ。
会社のじぃと呼ばれる人と行ったんですが、
もう10年以上前です。
珈琲家っていうお店のはずです。

No title

みみうさぎさま。
なるほど、了解です。
探してみます。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

王子の狐

Author:王子の狐
Yahoo!からの引っ越しです。
現在は東京・神奈川での飲み食いの記事中心。
昼は人形町、夜はあちこちに出没しています。

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ