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山高登木版画展―昭和に還る展―(13年10月27日)

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山高登さんは自分の好きな版画家のひとりだ。
木版画は、自画自彫自摺だ。
ただ、かなりご高齢になられて、目が悪くなられたので、新作はもとより、旧作の摺もできなくなった。
版画には、5/100みたいな数が必ずある。
エディションと言うのだが、必ずしも刷った順に番号をつけるわけではないので、1番が貴重でもない。
また、山高さんのように、一度に分母分刷るわけではない方もいる。
ただ、先ほどの事情で枚数分すれなくなり、現在は「枚数証明書」を発行し、◯◯枚で止めました、としている。
だから、ご存命ではあるが、もう市場に出回るのは、限られてしまうわけだ。
 
そんな前置きをして、今日は山高登さんの版画展だ。
もしよろしければ、拡大してみていただきたい。
山高さんは、このブログでも何回も紹介しているが、失われた風景を日本各地に出かけて描いてきた。だから、この建物もない、この建物ももう、失われた、そんなのがほとんどだ。
若い人が描くのなら懐古趣味ということになるが、80になる山高さんにとっては自分の歩んできた昭和を描いてきたわけだ。
時間がなかったので、ささっとみて帰るつもりだったが、やはり一枚一枚見てると歩みを止めてしまう。
 
山高さんがいつまでご健康でいられるか、この湘南画廊さんがいつまで開廊していられるか、わからない。そんな思いで、久しぶりに1枚買い求めた。
それはまた、持ち帰ったときにでも紹介できるかもしれない。
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王子の狐

Author:王子の狐
Yahoo!からの引っ越しです。
現在は東京・神奈川での飲み食いの記事中心。
昼は人形町、夜はあちこちに出没しています。

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