代々木 代々木ラーメン党 落語好きなら一度は
- 2014/07/19
- 12:30
長寿番組「笑点」のなかでよく話題に出る木久蔵ラーメン。まずかっただの返品を焼きそばに変えて再出荷だの、さんざんな言われようですが、(ご本人も言っている)、それでかえって興味を持たれて売れているらしい。
自分も一度、横浜ラーメン博物館で売っているのをはるか昔、買ったことがある。
東京土産の第1位になったこともあるそう。
その店舗も一時は全国に30店近くあったらしいが、今はここだけになったようだ。
[代々木ラーメン党]
この町で、ラーメン500円はありがたいでしょう。ワイコイン。
この地下のようですね。
開いていないときも何度か見たので、もうやってないのかと思いましたよ。
こっちには、「全国ラーメン党」の文字が。
きっとこれは鞍馬天狗だな。
階段降りて入店。
狭いカウンターがコの字型にある。ただし3面とも鏡張りなので閉塞感はない。
クーラーがガンガンかかっている。
あまり美しくない厨房は、お姉さんがひとりでやっていた。60後半といったところか。
焼酎ボトル、ワインボトルにスパークリングもある。
きくところによると、夜はラーメンを食べる人ではなく、飲み屋として使う人が多くいるらしい。
自分はもちろんランチです。
つけ麺に半炒飯つけて。
着け汁の味も各種あるようで、とんこつ。
炒飯は、お母さんが家で作った感じの素朴な味。
ラーメンも家で作った感じかな。
食べログを見ると、即席だ、まずい、店が汚いと散々な評価だが、いやいや、ラーメンランキング的な評価をここに与えてはダメなのよ。
ちがうカテゴリーとしてとらえてほしい。
町の中華屋のラーメン食べて、ラーメン専門店と比べないでしょ。
ここはいわば、落語好きが「オレも食べたよ」「間にあった」という話題を言えるためにありがたくも残った木久蔵ラーメンの最後の砦なのだ。
しかも、お昼半炒飯つきで600円なんて、[日高屋]などを考えれば互角の低価格。
有難いじゃないですか。
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