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反町 長い思い出話と富珍楼

実は結婚前は、東横線の白楽に住んでいたこともあって、反町は自分の日常の行動圏内だった。
むろん、東横線が桜木町まであった時代ね。
その後、用事などで、白楽に行くことはいまだにあるのだが、反町に寄ることはほとんどなかった。
たまに捜真女学校に行く時に降りたが、そこもほとんど行かなくなった。
むろん、地下化されてからは初めてだ。
かなり駅が綺麗になったが…
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改札と反対側の「亀屋」の看板は覚えている。
もうやってない和菓子屋さん。
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こちらは改札側のお肉屋さん。いまもフライものをいっぱい並べて、お客さんも多い。
反町に大きなスーパーはないですからね。
反町にふたつ古本屋があって、そのひとつはまだ健在だ。
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ひだ文庫。なかなかいい本揃えで、たまに買った。
もう一軒は正美書房。新刊の本屋と半々で、そこでも販売しているし、さまざまな古書展の常連だったし、なかなかの古書が安い価格で販売していた。今はもうない。
そうだ、今、「88年度版」の「全国古本屋地図」という本を読み返していて思い出した。
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東神奈川と反町の間に反町公園という広い公園があって、一度、そこで古本を持って座っていたことがある。
何故古本を持ってここなんだ、と思い出せなかったのだが、ここの裏手に神奈川県古書会館があって(まだあるようだ)、そこで開かれた古書市に行ったことがあるのだ。
そこで時間をつぶしたのは、あまり思い返したくない部分に近づいているので、忘れていたんだな。
 
反町によく来たのは古本屋ばかりのためではなかった。
横浜銀行反町支店の裏、今は空き地になっているところに[大連]という餃子屋さんがあった。
原田絹江さんという、大連帰りのおばあちゃんが皮から手作りの餃子を作っていて、店に座れるのは数人。ときどき、そこで、その場で餡を詰めて焼いてくれる餃子を食べながらコップ酒を呑んでいた。そのお酒は当時も聞いたことのない銘柄であったが、その甘口のお酒と餃子が合った。
基本はゴマ油をひいての焼き餃子だが、時間があると片手なべにお湯を沸かして水餃子も作ってもらった。
そこからほろよいになりながら、栗田谷まで登って白楽まで歩いて帰っていった。白楽にも書肆白楽などいい古本屋があったが、今はない。
昨今は、業界用語で言う「白っぽい本」(セコハン)の古本屋ばかりで、寂しい限りである。
さて、やがて、自分が引っ越すことになり、反町を訪れることが間遠になったある日、渡すものがあって訪れると、店がもう閉まっていた。
驚いた自分がどうしたのかというと、何かの話から親しくしていると聞いたことがあったのか、やみくもだったのか、忘れたが、近くの商店街の文房具屋さんに飛び込んで、尋ねたのだ。
施設に入った、と聞き、お店で便箋と封筒を買い、そこで手紙を書いて渡してほしいと頼んだ。
怪しんだようだが、渡してくれたようで、電話がかかってきて原田さんとお話が出来た。
その番号を携帯電話に登録して、機種がえがあってもそのまま引き継ぎ、消去せずにそのままでいる。
今、ご存命なら、100に近いだろう。
そんなことを思い返しながら歩いた。当時の文房具屋さんはまだあったが、ほかはほとんど店がなく、ケアプラザというのか、そんな感じの施設の多い町になっていた。
 
さて、そんな思い出深い反町に久しぶりに来たのは、昼飯を食べに来たのだ。
実は、知り合いのブロガーさんたちが反町にラーメンをよく食べにいらしているのは知っていた。いや、知らないブロガーさんたちもたくさん反町のラーメン屋さんの記事をアップしている。
ラーメンでわざわざ訪れることはない自分だが、ある日のみっち~さん
の記事で、素敵な炒飯の記事があり、訪れてみたのだ。
炒飯ならわざわざ行く自分である。 
 [富珍楼]
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位置的には[大連]やひだ文庫の道路を挟んだ向かい側にあるし、当時も当然あったのだろうが、原田さんに会うことしかなかった自分は気がついていない。 
入口と店内に、今柊二さんの神奈川新聞の記事が貼ってあった。
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重い扉を横に開きながら入店。
狭い。
カウンターに座れるのは3、4人。テーブルがひとつあって、そちらには4人がなんとか座れる。
カウンターのいすに座った大ママさんがテーブル席を勧める。
ここからだとテレビが見える。
ビールの小瓶がある。値段的には大瓶の方がお得だが、お昼ですから。
じゃあ飲むなよ、というところですが、お休みですから。 
ビールはテレビの下の冷蔵庫から出てきた。
奥に見えるのがそうね。
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ビール小瓶
メニューを見ずに「チャーハン、シューマイ」 と発注。
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ほうれん草のおひたしやシラスおろしなどのつまみになるメニューもある。
小さな黒板にも、なにか書いてあったな。
「玉子丼」って何だろう。横に150円高い天津丼があるから、あんかけしていない玉子丼か?あんが150円?
定食屋で玉子丼と言えば、親子丼から鶏肉を抜いたものだが、それと違うだろうな。
厨房の中は小ママさん(あ、勝手な自分の仮称です)。こちらがお作りになって、カウンターに座った大ママさんが、運ぶ。
おふたり、かなりのご年配ですがお元気な感じです。年齢を重ねても働かれるのって、素敵です。
 
とすると2品到着。 
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シュウマイ
持ち帰りだと、1個単位でOKだが、店内だと5個で一皿。
注文を受けてから蒸す。
確かに肉肉しているが、もうちょっとラードなどで脂っぽくしたほうが自分の好み。食感は馬肉のシュウマイに近いかな(柿島屋ね)。
そして、これが楽しみだったのよが、来ました。 
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ヤキメシ
なんだこれという感じでしょ。 
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しかも、浅めの丼鉢だ。
炒飯というと六角形の平皿という常識を破壊してくれる。 
中は白ごはん?と思わせる白いいため飯。
炒めた証拠はフライパンの音がしていたのがわかる。
そちらには少しネギが入っていたかな、ほとんど具はなく、上にはチャーシューと錦糸玉子という黄金のコンビ。
ワサワサ食う。
炒飯と焼売とビール。
いいな~。
ここに餃子もあると最高ですが、それは次回にしておこう。
瓶ビール小瓶 400円
ヤキメシ 600円
シューマイ 500円
計 1500円
ごちそうさまでした
また来ます。
 
ここから東神奈川まで歩く。
途中に落語会もやっている喫茶店がある。
ここで落語会をしている桂歌助師は友人だから、喫茶店は表敬訪問。
[キャメル]
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外観は 古びているのだが、店内は女性店主のせいか、清潔に保たれています。
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 アンティックな感じで、落ちつきます。
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マンデリン
普段は480円が本日のサービスで430円。
有難い。
この日は暑い月曜日だったが、基本自分はホットです。
喫茶店で、ブログの記事を読んだりコメを送ったり、または手帳に記録を書いたりして過ごすのが好きなんです。
さっと飲んでさっと帰るなんてことをも求めていない喫茶店ていいでしょ。
マンデリン 430円
ごちそうさまでした
 
このとなりにあるバルは今度ご紹介します。
 
歩いて、東神奈川駅へ。
反町を歩いているときは、なんだか自分が20代に戻った気になって歩いているが、東神奈川に来ると、今の年齢だな(笑)。
この時間だから、飲まずに帰りますか。
そこそこ満腹ですからね。
 
[富珍楼]
横浜市神奈川区泉町1-6
045-322-0066
11:00~?
無休?
反町駅下車
 
[キャメル]
横浜市神奈川区反町3-18-1
045-324-1588
8:00~20:00
祝日8:00~16:00
日曜休
反町駅下車 
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コメント

No title

実は、白楽あたりは若いころにうろちょろしていたのですが、反町の方はほとんど行きませんでした。若かったからなぁ。

No title

あるこりすとさま。
白楽で会ってますかねぇ。
自分はだいたい、大洋でした。
あとは甚六、ミッドタウン。ステンショ。
大洋以外はなくなったなぁ。

No title

懐かしい名前が出ていたので読ませていただきました。捜真女学校。最近行かなくなったのはなぜでしょう??

No title

ats*mar**さま。
返信忘れており、まことにすみません。
なぜいかなくなったのか?
うーん、何となくとしか言えないのと、自分がこの辺りから離れたということでしょうか。

No title

大連の餃子懐かし過ぎます。大連を教えてくれた大学の先輩の真似をして1.5人前とか言って注文してました。

No title

mar*****さま。
おお、大連をご存知の方がいらっしゃった!
うれしく存じます。
あの頃、こんなスマホ、携帯なんてあれば、きちんとお撮りしていたのになぁ、と残念に思います。
久しぶりにおばあちゃんを思い出しました。ありがとうございます。

No title

反町の大連美味しかったですよね。

Re: お名前なしさま。

> 反町の大連美味しかったですよね。
ご存知でしたか。
確かに美味しかったなあ。

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王子の狐

Author:王子の狐
Yahoo!からの引っ越しです。
現在は東京・神奈川での飲み食いの記事中心。
昼は人形町、夜はあちこちに出没しています。

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