FC2ブログ

記事一覧

鎌倉 茶女(田从ミッションその2)

この日は少し体調も回復した(苦笑)水曜日。6月24日のこと。
お昼頃に銀行に行ったりして、戻って昼寝。2時4時あたりに店を閉めるところが蕎麦屋などでも多いが、あの時間にちょっと寝るっていいよね。スペインで言うシェスタ。
で、そのあとやってまいりましたのが鎌倉。
ちょうど帰る人とこれから出かける人とで駅前はごった返している。
どうやら帰る人は紫陽花、これからの人は蛍、のようだ。
改札内に大きな七夕の笹が飾ってあった。
イメージ 1
で、東口を左折。
通いなれたこちらに。
[茶女]
イメージ 2
ほぼ口開けだが、まだ先客はおらず。
「おひさしぶり~。あれ、髪型変わった?」
「変わってませんよ」
失敗失敗。
「今日ははるかちゃんに真面目な話を言いに来たの」
このおっさん、恋の告白か、はたまた癌の告知か、と身構える相手。
と田从を出し、前に不在の時に「お酒の幅を広げた方がいい」という話がほかのお客さんから出たこと、それに賛同する部分としない部分があるが、試しにこれはどうだろうと持ってきたと。
さすがというか、当然というか、彼女、田从を知っていて、ではと二人で試飲。
ちょっと塩味のような焦がしたような感じもあるな、となどと言いながら、喜んで受け取っていただく。

で、ここからはお客(さっきもお客だろ)。
きき酒セットを。
イメージ 3
この3種セット。
右から
仙禽・かぶとむし 純米大吟無濾過生原酒 (栃木)
純青・山田錦 特別純米 無濾過 (兵庫)
陸奥八仙・華想い50 純米大吟 (青森)
イメージ 4
右からいただく。
イメージ 5
これ、生原酒で13度とは、どんな酒なのかと思ったら、はるかちゃんに教わるところによると、多酸性酵母(KT901)を使い、この酵母はリンゴ酸とコハク酸を多く生産。そのため度数はこのぐらいで終わると。
確かに低アルにありがちな薄っぺらさがない。しかも酸が高いのでフルーツ的な味わいで、甘くてこれは旨い。
秋田の阿櫻が始めたようだが、これも日本酒の一つのバリエーションとしていい。
「勉強してるね」
「お客さんの中にも詳しい方が多いですからね」
「もともと興味のなかった人で勉強してくる人も出るし」
「そうそう」
「道場破り的に来る人もいるわけだ」
「そうそう」
イメージ 8
純青、これは富久錦の新しいブランド。
「純青」とは、炉の火が最高の温度に達したとき純青色になることから、
それを、学問や技能が最高の域に達することに例えた言葉「炉火純青」に由来します。
私たちも技と感性を磨き、最高の日本酒を作りたいという願いを込めて名付けました。
」(同社HPから)
これは飲み飽きしない酒だが、燗上がりすると思う。
イメージ 6
これは、ザ大吟醸という感じか。
このレベルになるとつまみはいらないな。
イメージ 7
きき酒セットにつく一品。
きびなごの佃煮。自家製。
これは酒のおともに最高。
このころもう一人お客さんが来ました。
一度お見えになっていただけなのに、その時の時期やお連れの人などを覚えていて、その方舌を巻いていました。
イメージ 9
今日のラインナップ。
イメージ 10
こちら「定番」的なお酒。
つまみは
イメージ 11
今数えると25種もある。
どれも少しずつにして価格を抑え、いろいろつまんでいただこうという趣向。
イメージ 12
小左衛門・夏吟 純米吟醸 (岐阜)
ちょっときれいすぎて面白みに欠けたかな。 
イメージ 13
農家さん直売の生トマト
こんな惹句が付いていたら頼むよね。「朝採り」とか「地もの」とかもそうか。
マヨではなくブラックペッパーでいただくというのが面白い。
はるかちゃんの実家(山形)では砂糖をかけていただくんだって。
いつ食べるのかと聞くと、おやつ。
地域によっていろいろだ。
今も「トマトにかけるもの」で調べると、いろんなものが出ていた。
醤油も多いみたい。
むろん、おソース教の川崎の帝王なら、中濃ソースですよね。
イメージ 14
おでん3点盛り
一年中あるのがうれしい。
玉子・がんも・はんぺんをセレクト。昆布はサービス。
こちらのおでんもカツオと昆布だけの出汁なので、透き通っていてつゆまで美味しい。
イメージ 15
津島屋 純米吟醸生酒 (岐阜)
イメージ 16
裏書を見て、おお御代桜でしたか。
御代桜の先代蔵元の渡辺直由氏は美濃加茂市の市長も務められましたが、そのはるか前に少しお世話になったことがある。
頑固一徹そうな杜氏さんや、清冽そのもののお酒を懐かしく覚えている。
いまはそのご子息が蔵元、杜氏も社員杜氏でどちらも40前後の若いお二人だ。
これはビロードのような舌触りで好きだな。

他にお客さんがいなかったので、先ほどの男性が燗酒というので、さっそく田从を。
彼女も自分も少しいただき、やっぱり田从は燗に限るわ。
冷えたときに飲んだ様々なものが消え、一本の大きな流れが口に入ってくる。

かぶとむしも燗にしてみようぜ、ということになり、試してみる。
これは面白い。
はるかちゃんの言うのは「粉末レモンのジュースをホットで飲んだ感じ」。
なるほど、この酒の裏貼りに「あなたの少年時代はいつでしたか」とあるが、彼女の少女時代は(今も少女ですが)トマトに砂糖と、ホットレモンか。
おいらの少年時代(今も少年ですが・爆)はなんだろう。
『少年画報』や『冒険王』『ぼくら』などの付録を作って遊んでいたころか。
そのころと今とどちらが楽しかったかというと、やっぱり今かな。

そんな燗酒を飲むのに最高のつまみはこれだな。
イメージ 17
ホタルイカの沖漬け

かなり飲みましたよ。
さあそろそろ帰りましょうか。
今日ははしごはなしね。
小左衛門 500円
津島屋 300円
かぶとむし 500円
農家さん直売の生トマト 200円
おでん3点盛り 350円
ホタルイカの沖漬け 250円
外税 170円
計 2270円
ごちそうさまでした

[茶女]
鎌倉市小町1-3-4 丸七商店街
16:00~21:30(LO)
日・月曜休

スポンサーサイト



コメント

No title

う~む、どこに突っ込むかなあ…とりあえずトマトにはあたしゃマヨですわ(笑)

あと少年時代(今も)は学研の「かがく」「がくしゅう」の付録で色々やってました。何でも手にはいるいまの子供たちは幸せなのか不幸なのか…のぶ

No title

のぶさま。
科学と学習、学校に売りに来てましたね~。
欲しいのがあると、学年飛び越えて買ってましたよ。
みんな、小さい頃は科学好き。中高と進むに連れ、苦手科目になるんだなぁ。

No title

体調回復されて何よりです(笑)

わたしはトマトには塩ですね。
幼少の頃トマトはおやつでした。
昔のトマトは美味しかったなぁ。

No title

mojitoさま。
まあ、持病が二日酔いと金欠病なもんで(笑)。
トマトにオリーブオイルというのも何件かありました。
呑みの箸休めにトマトは最高ですね。

No title

シェスタを毎日したいオッサンでございます(笑)
そうそう、昔川崎の、今はミューザになってしまった一帯にラビリンスがありまして、その中のお店でトマトに特製の辛めのソースをかけてだすお店がありまして、よく辛いトマトを食べに行こうとお邪魔しておりました(笑)
中濃ソースももちろんありありですよ(^^ゞ

No title

ノブさま。
自分も醤油よりはソースかな、と思います。
マヨとソースってあいますからね。
ケチャップという人たちもいるそうです。

仕事中にシェスタをしたい時はとりあえずPCか本棚に向かって考え事のふりをしています。

No title

布教活動お疲れ様でした、打てば響く相手に差し上げられたら、やはり嬉しいでしょうね。ワタシの場合は「美味しい」「そうでもない」「苦手」の表現しか出来ません。(汗)

No title

やまぴょんさま。
そうです。旨いかまずいか、それが失礼なら好きか好きではないか、ですね。
彼女は勉強熱心で、そこに惹かれています。

No title

もうランチは営業されてないのデスね
徘徊迷子対策で、まずはランチで~って妄想してました

No title

一回でお客様を覚える~
なかなかできんとです(ー ー;)
少年画報?

No title

ririさま。
いやいや、日曜含めてランチやってます。
ただ、自分には縁がなさそうなので、営業時間を書かなかったのです。
ではぜひランチを。その時も少しは飲めるようですよ。

No title

小太郎さま。
何回も会わないと顔を覚えられない自分は、情けないのか、モウロクなのか。
おや、少年画報はだめですか?
今もこの会社の漫画本を買っている自分は、情けないのか、ヨウチなのか。

No title

いや、初耳でした(ー ー;)
漫画でしたか~

No title

小太郎さま。
同世代かと思っておったのですが、違いましたね(笑)。

No title

好きなオンナができると、共通の趣味を見出したり、自分は全く興味がなかったのに、彼女の好きな分野だったので、アクセク勉強に励んだものです。
そんな10-20代の頃を思い出しながら、この記事読みました(笑)
まあ、日本酒はもっと高尚で美味しいと思いますけど。

No title

ypさま。
なるほど、ypさんの多趣味や広範囲の知識は、数多くの女性への恋愛が成さしめたものですか!
いや、日本酒も似たところから出発している人も多いと思いますよ。

No title

日本酒は毎年ぜんぜん違うし、温度でも管理でも全然違うので、もう大枠の印象以外は記憶に残せないです。
すっきりかどっしりか(笑)
考えてみたら、服の好みや、女の好みもその程度(笑)

No title

こんにちは。

日本酒は燗にすると、味が変わるのですね。
日本酒の紹介文に『燗がおすすめ』とか『冷酒がおすすめ』と書いてあるのは、それが理由ですか~?!
色々勉強になります(^ ^)

いらない情報ですが、小学生の時は『なかよし』を読んでいました。

No title

あるこりすとさま。
越乃寒梅が世に出て(初めは読売新聞かな)、三梅ブームから地酒ブームが起きたころは、日本酒名鑑や稲垣真美の本などを読んで、「あれ呑んだ」「これも呑んだ」
と銘柄だけで良かったのですが、やがてワインと同じように年度の違いやスペックが語られるようになりました。
昔はよかったなあ(笑)。

スリムな女性かふくよかな女性かはその日の気分で変わるように、日本酒の好みもその日で変わりますね。

No title

浜雪さま。
当時は(いつだ)「なかよし」派と「りぼん」派に分かれてましたよね。うちも「なかよし」派。
「おはようスパンク」が好きだったなあ。高梨しずえさんは今も食べ物の漫画を書いてるんですよ。

っと、本題がずれました。
あくまでも「燗か冷か」はその人の好み。
家にあれば、冷たいの、常温、ぬる燗、熱燗といろいろ試してみてください。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

王子の狐

Author:王子の狐
Yahoo!からの引っ越しです。
現在は東京・神奈川での飲み食いの記事中心。
昼は人形町、夜はあちこちに出没しています。

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ