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大阪でよたび呑む その2 イマナカ酒店でおごられた、そして明治屋でおこられ…

朝、ふと目を覚ました。
ここはどこだ?
ホテルのベッドだ。
今日は…21日だ。
ということは自分は無事、帰巣本能で御堂筋線に乗って、新大阪からホテルに歩いて帰ったのか…。全く記憶にない。
やはり前にも利用したホテルを使うことの良さはここだな。
取り合えず、今回は「朝食付き」にしてしまったので、食堂に行こう。
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こんな程度しか入らない。おかゆは美味しかったがこれで1100円では元が取れていないな。
そして、ベッドの中で考えた。もしかして[明治屋]で失態を犯していないか。何かして「二度と来るな」と言われていないか。うっすらとした記憶の中で、そんなような気もするし、そうでない気もする。
シャワーを浴びて、ベッドメイキングもタオルの交換も断り、ベッドでテレビを見て体力回復を図り、その探索をしようと思った。
とりあえずホテルを出て、さてどうするか。

まずは前と同じように徒歩と阪急とで十三に行く。
十三は朝から飲める店もあるし、夜にも魅力的な店が多くあるようだが、前回気に入ったここにする。
[イマナカ酒店]
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12時を少し回った時間。
いわゆる角打ちなのだが、酒屋の部分はどれぐらいあるの?と思うぐらいの圧倒的な立ち飲み屋だ。
ご常連さんたちの間に立たせてもらい、チューハイを発注。
ここではだれも自分の方に目を向けるひとはいない。「誰や?」と聞こえるように隣りの仲間に聞くひともいない。
たぶん自分のような「観光客」も多く来るようになったのだろう。
前の棚に、ぴあのムック本もあったから、そういうのにも掲載されているのか。
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チューハイS
特にWと断らないと、Sだ。今日はなぜか男性が瓶をコップに注いでくれた。
しかし、瓶が全部は入らないので呑んでスペースを空ける。
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貼り紙を見てもないのがある。ここのホワイトボードと、入り口のテレビの下のホワイトボード、あれならあるはず。
「ふぐ皮ポン酢ありますぅ?」そういう聞き方が無難だ。
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ふぐ皮ポン酢
ふぐ皮とネギの入った小皿が来る。
ぽん酢は別に、先がホースのようになったタンク、あれに入っていて自分で好きなだけかける(そのタンクの画像はないが、6つ下の画像の右の赤いタンク、あんな感じ)。それに一味も振りかけた。
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日本酒を希望する人も増えたのか、ずらりと並ぶ。焼酎も。
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カウンターの先に大きなネタケース。それで現物を見てもいい。
テレビの下がメニュー。そこに「カニグラタン」とあるので頼むと「まだない」と。
では「たらこ」。
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呉春 本醸造 (大阪) と生たらこ
たらこがひと腹まるまるだ。
ただ、酒瓶が並んだところには「本醸造」とあるが、そこの瓶も前回撮らせてもらった瓶も、普通酒の方なんだよね。呉春とだけ言うと普通酒になるのか?

ご常連の会話の中で今回一番すごいのが、これだ。
「酒でクスリ飲んだらあかんやないか」
「あほ、なに分けのわからんこと、ゆうとんねん。酒で薬を飲むからよう効きよんねん」
う~ん、これが酒場の「常識」なのか。まあこのおじさんだけだと思うが(笑)。
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辛うじてこの棚が販売スペース。P箱の向こうはトイレ。
たぶん、業務用の配達が中心なのではないかと。

さて、このころさっきまでいたご常連たちはみな帰られ、一人だけダンディな先輩がいた。それが自分の隣りに来て「じぶん(関西弁の君)、年いくつや?」
言うと「若こう見えるな」
「先輩はおいくつですか」
いやあなたこそ若く見えますよ。
そこから内部留保の一番多いところはどこやと思う?とか今は大阪に住んでいるが、渋谷に死んだ親の家があって前調べたら30億や、とか女房が死んで子どもがおらんからこの遺産は国に行くとか、スケールの大きい話がどんどん出てくる。
そして博学だ。
酒一杯おごるわ呑み。美味しいの出したって。
で小鼓をお店のひとが。確かにこれは美味しい。
お店のひとが煮魚をネタケースに入れようと運んでたら、それなに。
サワラ?二つもらうわ。
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サワラの煮付け
確かに旨かった。そしてトイレに行っている間にもう一杯。
後で聞いたらお店のひとが「蒲原」と。新潟の酒だった。かなり色の濃い熟成香がしたので天狗舞か菊姫かと思った。
う~ん、チューハイと日本酒1杯で移動する予定だったのに、越したな。
十三もう一軒計画はなしだな。
さて、そろそろ辞そうとしたら「ここはわしがもつ」と。
いや自分が先に頼んだ分だけは払いますと言うが、だめと言うのでありがたくそうしていただくことに。
ちなみに
チューハイS、ふぐ皮ポン酢、たらこ250円×3
呉春350円
他不明。
ごちそうさまでした

この足で[明治屋]に行くと昨日の二の舞い。
ここは必殺、駅前でちょっと寝る、といういつもの作戦。
今日は温かいのだ。
そこから阪急で梅田に。
ちょっと明日訪れるところを調べてから、環状線で天王寺に行き。
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[明治屋]の前まで来ました。緊張するな~。
[明治屋]
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ガラリと戸を引く。
奥にドイツ人のようななじみのお姐さんがいる。
「あら~大丈夫やった?」
この一言で救われた。
「帰れた?」
「帰れました。ボク、昨日なんか悪さしました?」
「してへんよ~」
「ほんまですか。なんかして出禁になったかと。この店来るために大阪に来てんのに、出禁やったらどないしよ、と」
「そんなんなれへんがな~」
聞くと、店を出た自分が心配で見に行くと、店の前の椅子で寝ていたと(ちなみにこの店は屋内店舗です)。
「あとでまた見たらもうおれへんかったから、帰ったんやなとは思ってたんやけど」
「店でも寝てました?」
「寝てた寝てた」
あちゃ~。ほんますいません。
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お酒・湯豆腐
長々とお姐さんとの会話を録した。これはこんな事情だ。
食べログにたくさんのレビューがある。そのいくつかだけをたまたま読んだのだが、お店の人が威圧的だとか怒られたとかの意見が多い、そうらしい。
スマホいじってただけで叱られたとか、そこの席あかんと言われたとか。
あんさん、ちょっと待ちなはれや、これがわての反論だ。
そこは関西弁でなくともいいだろうが(笑)。
自分、この店がまだ阪堺電車の線路沿いにあった頃から通っているが、一度として不快な応対を受けたことがない。
そして、今日のこの話だ。
ぐずぐずの客を心配してくれて、そして安心してくれて、また迎えてくれる。
そういう温かいお店でもあるんですよ、と。
まあ、人それぞれ、人とも店とも相性がありますから、万人が気に入る店なんてないんでしょうし、自分が今日までたまたま不快な思いをしなかっただけかもしれませんが。
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さあ、なにしよ。アップで。
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どれもがいい。
頼んだことのないはずのものを。
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豚角煮
やわやわやで~。あ、「やで~」とは言わない。
やわやわやん、またはやらかいやんかこれ。
御飯がほしくなるがないので、ご飯のワインを。
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だしまき
これぞ関西の、ザ出汁巻き。でもほんのり甘い。
今日は綺麗に帰りましょ。
お酒 420円×3
湯豆腐 370円
豚角煮 550円
だしまき 300円
計 2480円
ごちそうさまでした

ここは梅乃宿から仕入れたお酒を店の樽に移して樽香をつけて燗をつけるので、気が付けばこれぐらい行くんだな。

このあとの行動はまた明日、とさせてください。

[イマナカ酒店]
阪市淀川区十三東2-6-11
06-6301-3361
平日9:00~22:00
日曜10:00~20:00
祝日9:00~21:00
月に1日休

[明治屋]
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1 ヴィアあべのウオーク1F
06-6641-5280
13:00~22:00
日曜休

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コメント

No title

サワラと角煮がツートップでしょうか?
明治屋さん、今度大阪行く機会があったら~

No title

「迷惑掛けていたらごめんなさい」なんて翌日に来て言われたら、お店の方も「ういやつ」と思って可愛がってくれるのではないでしょうか。ワタシならきっとそう思います。知らない人にゴチになるのも緊張しませんか?

No title

お店との相性が悪かっただけで、その店のことについて公の場です言及するのもねえ。
まっ、人のことは言えませんけど(笑)

No title

わたし、普通に酒で薬飲みますよ。な~んの問題もないですよ。

No title

こんにちは。
今日の記事で、自分の知らない大阪呑みの魅力を感じました(^^)
王子の狐さんは第一印象がすごくソフトな感じで、また大阪のご出身でいらっしゃるので、お店の方との相性がすごく良さそうですね♪
ダンディーな大先輩の方、来年もお会いできると良いですね!

No title

ぽちぽちさま。
交通費かかりますからね、精神的に元を取らなきゃ(笑)。

No title

おん蔵さま。
たぶんそれ、気のせいではないと思います(笑)。

No title

ぶらくり佐藤さま。
お互いでうれしいです。

お店ではいいのですが、職場と家庭の女性には好かれていません(≧∇≦)

No title

ノブさま。
ありがとうございます。
実は真剣に養子縁組を考えました(笑)。
呑み屋での話を真剣に受け取るなよf^_^;

No title

小太郎さま。
はい、本日のツートップですね。
ぜひ、お越しを。ただし、撮影禁止です。

No title

やまぴょんさま。
か、あるいは、ホンマに迷惑だったぜ、と怒られるか、ですね。
おごるのと同じぐらい、おごられるのも緊張します。知ってる人なら無問題(笑)。

No title

ypさま。
そう、2016年度、ほとんど悪口をかかなかった…つもり。
昔は酷かった(笑)。

No title

mojitoさま。
えっ!そうなんですか。
もしかして効かないと倍飲むタイプですね。

No title

浜雪さま。
そういうのは浜雪さんだけで、第一印象は人相悪い危ない奴と思われています。
実は第二印象も(笑)。
向こうに行くも関西弁ですね。話が通じやすい。ただ、道を聞くと、地元なのに、何で知らんねんとぞんざいな扱い(笑)。

No title

生のたらこが一腹ドンと
大胆ですね
初めてお目にかかります

酔い出会いですね
素敵な先輩との一期一会の出会い…ほっこりします
私も旅先でこんな体験をしてみたいです

No title

むぎちゃんさま。
ただね~、知らない人と出会うのは特に女性はリスク大きいかもですよ。酒に何か盛られても、酔ってるとわからないですから。
まあ、隣りと楽しく話すうちはいいのですが。

No title

> 王子の狐さん

新子安の諸星さんときしやさんですが、年内は29日まで営業、年始は5日から営業開始だそうです。

No title

こんばんわん♪
前日にあれだけ呑まれて、朝食を召し上がられたことが
凄いです!!
狐さんの記事を拝見すると後を辿ってみたくなる魅力が
あるのですよね
明治屋さん、ご心配されたことでしょうね
温かな気持ちになりました

No title

浜雪さま。
ありがとうございます。
かなり集まり、翌年以降にも役に立つと思います。
ああ、きしやと諸星にご一緒したのがなつかしい。

No title

びびりさま。
払った以上は元は取ろうと(笑)。
実際はその分安くして、喫茶店でモーニングでもしたほうがいいと思いました。

あとをたどる? なぜご一緒に行こうと言って下さらぬのか、ジュリエットさま~。

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プロフィール

王子の狐

Author:王子の狐
Yahoo!からの引っ越しです。
現在は東京・神奈川での飲み食いの記事中心。
昼は人形町、夜はあちこちに出没しています。

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