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大阪でよたび呑む その4(終) 初音・明治屋・新幹線

二泊三日なんてあっけなく帰る日が来る。せめて3泊だなぁ。
まあ、帰る日も呑むんですけど。少しね。
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ホテルはクリスマスの展示。
今もクリスマスをホテルで過ごす若者っているんでしょうか。
残念ながら、そんな流行りのない時代に過ごした人間でして。あ、単に金がなかったという説も(笑)。
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お前どうしたの、というレベルの朝食でしょ。
食指の伸びるものがなくて、ですね。
ホテルのチェックアウトは10時。
この早さのお陰で掃除が早々に終わり、早いチェックインができるんだから、仕方なしですね。

ちょいと思い出散歩に付き合ってくださいまし。
実はこの新大阪のホテルからさほど遠くないところに自分が生まれた町がある。
あれはどれぐらい前か、一度来たことがある。
その時はまだ姉も生きていたので、番地を聞くことができた、
なんせ自分は幼稚園の途中までしかいなかったので、詳しい番地を覚えていないのだ。幼稚園児が現住所の番地を言えるはずがないから。
駅は利用していないが言える。
新大阪の隣りの東淀川だ。
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現在の東淀川駅舎は、むろん当時のままではないだろう。
半世紀前に加えて、ほとんど行動範囲のない園児ですから。
ただ、通った幼稚園は覚えているので、そのあたりに住んでいたことは確か。
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お寺の境内の一角にあった平屋建ての幼稚園が、半世紀経つとこんな巨大なビルとなる。
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頑丈な造りは、近くの池田小の悲劇を受けてのものか。
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おとんは毎日こんな景色を眺めながら、どんなことを考え、仕事に向かったのか。
今、その時の親の年齢を算出すると、なんと今の自分よりもはるかに若い30代後半であったことに、一人驚く。
そして電車は大阪駅に入った。

大阪駅近くに新梅田食道街というのがある。
小さな店が数多くある。
1950年に国鉄時代の施設退職者に対する救済事業で始まったよし。
現在は約100店舗があるらしい。
自分にとっては早い時間から呑ませる店があるところだ。
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その一つがここ。
ただ、なぜかはわからないが、串カツに食指が伸びないんだよね。
そして前も入って今日も入るのがこちら。
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おでんも串カツもほかもあるオール300円の立ち呑み屋。
おや開店時間なのにまだだ。
少し周りを歩いて戻ると始まっていた。
[初音]
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初めは生から始めよう。
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生ビール
く~。最近はあまり呑まないがやはり歩きとおした後にはこれだな。
自分の隣りにはつまみのメニューが。
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店には一人女性が働いていて、開店の準備などをしていて忙しそうだ。
そんな隙間を見て「頼んでええですか」と声をかける。
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牛すじ・玉子
おでん、いや関東煮は二個いち。自分で鍋を見て適当に。
玉子は食べやすく割ってくれた。
そうだ初日の新世界でも牛すじと玉子だったな。
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レモンハイ
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目の前左は仕込み中のジャガイモなどを煮る鍋。ここで柔らかくしてからおでん鍋に移行。鍋の真ん中に牛すじ煮込みの別鍋があった。
正面は焼酎のタンク。右は関東煮の鍋。
お姉さんは自分と同世代か、もう少し上か。若い頃は相当綺麗だったろうなと思わせる。
いや、今もお美しいのだが。
レモンハイを頼んだ時に「あと、今作っているものも、出来たときにちょうだい」と言っておいた。
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ポテトサラダ
できたて。大盛り。ハムが添えてあるのがうれしい。
すべて300円だから、それに合わせて量が大小するようだ。
あ、これおいしいわ。
生ビール 300円
レモンハイ 300円
関東煮 300円
ポテトサラダ 300円
計 1200円
ごちそうさまでした
え? 早いな、ですか。
いや、トイレに行きたくなってね、ここは後払いシステムで、しかもトイレは食道街の共同とあれば、いったんチェックするしかないからね。
新梅田食堂街に来るときはいつもガラガラ引きずりながらだから、今度は今日は泊まるという日にこの中を呑み巡ろうと思う。
このたび店舗案内のリーフレットができて、とてもわかりやすくなったから。

で、戻って来たのがこの旅3回目のここ。
[明治屋]
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ちょっと今回新たな試みを(笑)。
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と言うのは、戸を開けて、いつもの手前のカウンターに座るでしょ。荷物をその近くに置く。ガラガラのスーツケースを持っている(=旅行者)。
お店は自分は知っているが向こうは知らないお姉さん二人。
そして、ここからでは緑のメニュー表(黒板)は見やすいのに「これどうぞ」と小さなメニューを見せる。
そこには「撮影禁止」と書いてある。確かここにだけ書いてあるのかな。
そう、「きっと旅行客のお前は撮るのだろうが、ここは禁止だよ」との無言の合図。
ならばこちらもそれに従おうではないか。
というわけで、時々写欲をそそられつつ、純粋に呑むことと食べることだけに専念したのだ。
お酒を二本飲んだ後に黒ビールの小瓶。
それで再びお酒、という奇妙な流れにけげんそうな顔をされたが。
おや、二人の女性の他に、自分が「池谷幸雄似」と呼ぶ若いお姉さんも現れた。目が合い、にっこりほほ笑むのでこちらも笑顔で返す。
おや奥にはドイツさんもおられるようだ。フルメンバーだ。
そうか、明日は23日の天皇誕生日でイブイブだ。
すると今日は混むわけだな。
そんなことをうなずきながら、この店の名物の一つ、外皮が玉子焼きか湯葉のシューマイをいただいていた。
お酒 420円×3
黒ビール 400円
シューマイ 350円
湯豆腐 370円
計 2380円
ごちそうさまでした

飽きずに通ったな、と言われるだろうが、前の記事に書いたように、この店に来たくての大阪。それは[源氏]目当ての仙台や[大甚]目指しての名古屋、と同一なのだ。
ここで呑む。そして夕景に浮かぶ通天閣を眺めたり雑踏の中を歩いたりする。
すると阿倍野の旭屋書店やユーゴ―書店に通っていた中高時代に戻ったり、その頃の親兄弟を思い出したり…。あるいは何も思わなかったり。
そういうひとときなんだな。
まさに「追悼呑み」の名に相応しいわけだ。
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さて、このあと時間を見て新大阪の[ふじ]に行くのもまた行くのもいいかなと環状線に乗ろうとすると…なんですと。ホームの電光掲示板の下を「東海道新幹線運転中止」の文字が流れる。
損大阪の新幹線の改札付近に行くと…
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人が一杯。
これはのちに撮ったものだが、19時近くなってもまだ17時の新幹線が出発しない。
新横浜と小田原の間の沿線の火災。
聞くと自分の乗る「18:30」の新幹線が動くまで順番に待つようだ。
やがて復旧。少しずつ動き始め…
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掲示板に「のぞみ138 18:30」の文字が下に現れた時はほっとした。
もちろん乗るのはまだまだ先になるのだが。

[初音]
大阪市北区角田町9-26 新梅田食道街1F
090-8799-2446
11:30~23:00
無休

[明治屋]
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1 ヴィアあべのウオーク1F
06-6641-5280
13:00~22:00
日曜休
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コメント

No title

あの火災の影響に巻き込まれてたんだ❗
もう一軒行ったってオチだったりして🎵

No title

ああ、あの日でしたか。
火事が多かった日ですね。
ポテトサラダ 美味しそうですねぇ。
たっぷりとあって300円、なんて素晴らしい。

No title

最後は災難でしたね。
自分も一度だけ高槻で育った家2ヶ所に行った時は感慨深かったです。

No title

ひとり旅で呑むのも酔さそうですね。来年は今の所2回は遠征がありますが一人にはなれそうにありません(笑)

No title

「明治屋」さんに行きたくての大阪。
良いですねぇそう言うの。
大阪のおうどんは「つゆ」が素晴らしかったのです。と
ここで報告。そしてそして昨日はありがとうございました。(^-^)/

No title

やっぱりこういう記事がすんなり読めます。
硬派とは言わないけど(笑)

No title

ぽちぽちさま。
いや~何時間遅れって確定していたり、もう今日は動きませんなら呑みに行ったんですが違いますからね。ひたすら待ってました!

No title

ぶらくり佐藤さま。
目の前で作ってましたからね。きっと美味かろうと。
かなりマヨリーでしたよ。
大阪は安いなぁ。

No title

小太郎さま。
ここと違って、高卒までいた町もあって、いつかそこでふらりと呑んでみたいのですが、かなり柄の悪いところだったからなぁ(笑)。

No title

おん蔵さま。
私はみなさんのツアーが楽しそうに感じますが、ひとりの良さは、疲れたらホテルで寝る、ってことかな^o^

No title

やまぴょんさま。
やっぱりつゆか~。麺は自家製でないはずなので、各店つゆで勝負ですもんね。
いやいや、こちらこそありがとうございました。記事は来年(笑)。

No title

ypさま。
あ、ありがとうございます(笑)。
最近ですます体をやめたりしています。知ってる店紹介なら常体は無理な時もあるんですが。

No title

昔を思い出しつつの浸り呑みっていいもんですよねぇ~~
明日が短くなった我らですから、昔をきっちり体と頭に叩き込みたいもんでございます(^^ゞ

No title

ノブさま。
我々には悲喜こもごもの豊潤な過去と、枯渇気味の未来とがありますからね~。
見つめるのは過去か(笑)。

No title

辛い過去故、浸り飲みはバツ。希望の持てない未来故、ドラえもん飲みもは。
やっぱり今でしょ。

No title

こんばんわん♪
私は川崎生まれの川崎育ちなもので、
狐さんのような想い出の土地があるのが羨ましいです
お帰り、スーツケース抱えて、災難でしたね

No title

mojitoさま。
林修呑みですね。
当方は今も嫌なことばかりですから、過去の思い出を美化・改変して呑む方がいいですねえ。

No title

びびりさま。
それはそれでいいことも多い(古くからの仲間が地元にいる、とか)でしょうから、トントンかな。
日野の2トン。
はい、手ぶらだと楽でしたね。

No title

こんばんは。
新幹線の遅れは大変でしたね。もっと遅い列車を手配なさっていたら、延泊になっていたかもしれませんね。

学生時代の夏休みに兄と母と3人で、福岡県の田舎にある私が3歳まで育った家を見に行ったことがあります。もうボロボロの空き家になっていましたが、周辺をぶらぶら歩きながら3人で思い出話をしました。

No title

浜雪さま。
そうなんですよね~ご家族がいれば思い出話が咲きますよね。「え~そんなことあった?」とか「わたしの記憶とあなたの記憶が違う」とかね。
残念ながらこの幼稚園がこんなビルになったのを話す相手が、この世のどこにもいません。

そうそう、ずれた新幹線は何時まで走らせるのか?
延泊とか、新横浜まできてそこで朝を待つの?都かいろいろ考えさせられました。

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王子の狐

Author:王子の狐
Yahoo!からの引っ越しです。
現在は東京・神奈川での飲み食いの記事中心。
昼は人形町、夜はあちこちに出没しています。

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