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大阪呑み2017年初夏その3 阿倍野 山口酒店・都スタンド

大阪呑み旅連載の3回目です。

さて2日目の夕刻編です。
ホテルの空調は特に涼しくはならなかったが、それでも冷えたのか、はたまた別理由か胃があまり食べ物を求めていない。
自分はつまみを取らないと呑めないタイプなので、これは困ったなと思い、それでもまあ、知ったところならよかろう、やがて回復するかもと昨日行った[山口酒店]、ここに再訪した。
ここで注釈しておきたい。
大阪の繁華街は代表的にはキタ(梅田)とミナミ(難波)。それ以外に心斎橋とか京橋・鶴橋とかいくつかあるのは東京と同じだ。
しかし、これまでの過去の呑みツアーでも梅田は「新梅田食道街」が出てきたが、それ以外は十三、天満……ほかにはあまり出てこない。
圧倒的に阿倍野(天王寺)が多い。
それは今日の場合の体調不十分は例外として、また両親がいるお寺があることを除けば、自分の好きな[明治屋]があること以外に、大阪在住時にどこを利用したかに因る。
自分は電車利用した中高時代、家と学校を往復する以外ほとんどない単調な生活だったが、その時に利用するターミナルが天王寺だったのだ。
もちろん阿倍野ハルカスなんてない、ひなびた時代だ。
そんなこともあって、そうなっているんだな。
これについては今後少しずつ変わっていくのだろうと思う。
[山口酒店]
イメージ 1
こんちは、と伺い、あらという感じで。
この時奥で男性が一人ビールを呑んで相撲を見ていた。
荷物を空いた椅子に置いたとき、ママにぴしゃりと言われた。
「入口と反対側に置かんとあかん!」
ドアがない店。さっと入って来たものがさっと鞄を取って去っていく、と。
きっとそんなことも何度かあったのだろう。
またはないが未遂的なこと、それが疑わしいことがあるのだろう。
それを聞いて、そうが、ここはそういうこともあってもおかしくない町なんだ、そう思った。
奥の男性は前にも一度お会いした方で「東京はいいなあ、好きや」。
この方のすきなのは東京以外には相撲、そしてママ。
「ママのファンクラブやねん」
そして「丘みどり」と言う。
自分、その方を存じない。
「丘みどりと言うたら…エースを狙えの」
「それは丘ひろみやっ!」とママ。
男性の言うには「こっちでずっとやってて去年東京でキングレコードに移って、紅白の可能性もあるねん」ということだ。
調べてみた。
調べた時の画像がなるほど高畑充希に似ている。
HPから借用した画像は似ていないが、美人。
イメージ 2

イメージ 3
(丘みどりさんのオフィシャルサイト:https://www.okamidori.com/)
「で、おっちゃんは歌が好きなん? 顔が好きなん?」
これにはママが答える「どっちもや!」。

その頃、もう一人「棟梁」と呼ばれる先輩が現れる。
男性が「棟梁はええな~。かっこいい」。この方は惚れやすいのだ(笑)。
自分にも「お兄さんもずっとここに通ってほしいわ~」。
棟梁は歯が4本しかない。
「今日現場でから揚げ弁当食べたら歯茎が痛い」とぼやく。
いきなりママが「お前な~、昨日あの後どこ行っててん」と指さして怒る。
どうやら、昨日自分が帰ったあとも入れ替わりにいろんなお客さんが来て、そのお客さんたちと[スタンド高千穂]などに行ったようだ。途中でいなくなったのか。
このママさん、いわゆる自分と同じ河内の人間だ。
言葉は荒い。時々お店にいると、亡くなった姉に似ていると思う。
しかし、それでも情がある。それがわかっているから棟梁も通う。
「ああこのなすびおいしいけど、歯茎が痛いわ~」
怒って罵るママに「ママはかっこいいなあ~」と男性。
こんな愉快な客とママさんとで作る濃密な空間。それが[山口]だ。
もう一人、このお店には珍しい若い男性が来たので、今日は美味しそうなつまみが並んでいたが、この辺で「ほんだら行くわ」
黒ビール 400円
ごちそうさまでした
この店もまた次の大阪呑みで外せない一店となった。

阿倍野に戻ってきても空腹にはならず、アベ地下を探索したり、
買い物をしたり。
そう、買い物と言えばやっと阿倍野のファミマで見つけた。
イメージ 9
(松岡製菓HPより拝借:http://www.mangetupon.co.jp/
大阪人のソウルフードの一つ。満月ポン。
決して駅のお土産物売り場やデパ地下にはないはずだ。
172円を4個。爆買い(笑)。

ファミマの向かいの、ここに。
[都スタンド]
イメージ 4
阿倍野に来るたびに、1回の来阪で1回は訪れている。
イメージ 5
ガラリと開けて、今日は」型のカウンターの短い方に。
「焼酎お湯割り」
「麦?」
「ん…芋」
「芋……」
「あ、ない。ほんだら麦」
イメージ 6
諭吉の里 麦焼酎 (大分)
炭酸などは250円だが、お湯っていくらだろう。
そんなことを思うのは、会社の飲み放題以外でお湯割りを呑むことがないからだ。
今回これにしたのは自分で薄く設定できるからだ。
もちろんお湯に限りがあるだろうから配分を工夫しないと、徳利に焼酎があるがお湯はなくなる、そんな事態になるが。
イメージ 7
今日は自分のいる間にお客さんは来なかった。
女将も板さんもしゃべらないので、し~んとした雰囲気。
居酒屋でまったくの無音と云うのはちょっと苦しいものがある。
イメージ 8
あさりの酒蒸し
棚にはいくつもボトルがあるので、キープして呑みに来る客は少なからずいるのだろう。しかし平日の20時以降でお客が来ないのは辛いな。
ちょっと精細にかけた気もした。
こういう店を愛する世代は徐々に呑みからもリタイアしていったのか。
「900円」
「え?(目が点に)――酒蒸し550円ですよね」
「そう」
「じゃ1250円では」
「焼酎は350円」
「あ、小さい方か…」
諭吉の里・小 350円
あさりの酒蒸し 550円
計 900円
ごちそうさまでした
 
あれで350円は安いなあ。

旅はまだ半ば、大事を取って今日はここまで。

[立ち呑み処 山口酒店]
大阪市西成区山王1-13-12
16:00~20:00
日曜休

[都スタンド]
大阪市天王寺区悲田院町9-16
06-6771-8529
17:00~23:00

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コメント

No title

お客とお店との会話を楽しみながらの一杯もまた吞みの楽しみの一つでございますね(^^ゞ

No title

むぎちゃんさま。
はい、旅行でガスター10は必携です。
ただ、今回の旅を通して、自分の食が細くなったなあ、と痛感しています。
呑み専に移行か(笑)。


はい、決して楽しいだけのまちではないぞ、痛感しました。どこの街でもそうなんですがね。

No title

ノブさま。
参加してもしなくても、店や客の会話はいいBGMですよね。
この日、全く無音の店も体験して、そう思いました。

No title

満月ポンが凄く気になります(笑)東京に売ってないかなぁ~

No title

おはようさぎ
私は、美味しく食すために呑む、
と言うのも大きな楽しみですので、
食欲がない時は、呑みたい気持も下がってしまうのです。
昔は、そんな事は関係なく呑みたかったですし、
食欲がないなどという事もなかったのですが。

No title

自分は混まない店が好みですから、「都スタンド」さん、好いなと思ってしまいます。
店の人と会話がない、それでも居心地の良さを感じてしまいます。
大阪には、色々なタイプの店がありますねぇ。

No title

大阪お疲れ様、天満の上谷商店は
おっちゃん、おすすめっす。

まだでしたら、是非。

No title

今日は2軒ですか。控えたのかな?
余り食べてないようですし。
それとも満月ポンを4袋全部食べたのでしょうか?

No title

おん蔵さま。
以前はこちらのスーパーでも見かけたのですが、今は見ないですね。
通信販売に力をいれているからかな。

No title

びびりさま。
食欲なくても、胃痛でも少しは飲めるようになりました(笑)。
なんせだいたい胃痛ですから^o^

No title

ぶらくり佐藤さま。
あまりにも静かすぎて、それに女将さんたちの姿も見えなくて。
看板のあとひとりで呑んでいる気がしました。

No title

7:47のナイショさま。
往年のボヤキ漫才、またはどつき漫才ですね。

No title

よっしーさん将軍さんさま。
明日は天満ですが、そこは存じませんでしたので、では次回に。
情報ありがとうございます。

No title

mojitoさま。
そうですね。
この日の晩はあさりの酒蒸しだけでしたね。
満月ポンも食べず、ガスター10だけで、寝ちゃいました。

No title

こんばんは。
山口酒店さんでの会話が面白くて、テレビなど聞くお芝居のようでした(笑)
誰かと一緒に行くなら山口酒店さんの雰囲気、ひとりで行くなら都スタンドさんの雰囲気が良いなぁと思いました。

No title

浜雪さま。
誰かと行くと、そのグループ・コンビの中で完結しちゃうから話しかけられなくなっちゃうかもです。
でも、こんな立地、女性ひとりではこないかな(笑)。

No title

私もつまみを食べれないときは飲めないです、ヒールを飲んでも胃が活性化しないときは困っちゃいますよね((´ロ`)

No title

猿吉君ビールはジュース!!さま。
はい、クエン酸サワーだけではなく、ガスター10サワーや正露丸ハイとかがあれば、飲むんですがねぇ(爆)。

No title

こんばんは満月ポンは大阪の味ですねえお菓子といえば明治のカールが東日本での発売が終わるというニュースでツイッターがその話題トレンドに

No title

PRIDEOFKANSAIさま。
そうなんですか!それは買い占めなくちゃ!

自分にとっての大阪駄菓子は満月ポンと、あとはウエガキの鶯ボールなんです。
次いで、乳ボーロとポン菓子かなぁ
(泣き笑い)。

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王子の狐

Author:王子の狐
Yahoo!からの引っ越しです。
現在は東京・神奈川での飲み食いの記事中心。
昼は人形町、夜はあちこちに出没しています。

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