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大阪呑み2017年初夏その6 涙のできごと、そして阿倍野 半田屋・明治屋 

だいたいこの呑みツアーの間、自分はホテルに着く、フロントでは平然と会話→部屋ですぐに脱いでベッドイン、そういう流れだ。
そして昨日のことを反省したり満足したりして、それから家計簿的なメモをとる(飲み食いの明細はスマホにメモってますから)。またはその前に風呂だったりする。
今朝もテーブルの上のパンやみたらし団子(帰って食べたのだ)をずらして、さてメモを…と考えて整理していると、ない!ないのだ!

普段の家でも、翌朝、がばっと起きて、鞄あった!財布あった!定期あった!携帯あった!と指さし確認、ホッとする、そんなことはよくある。みんなもそうでしょ。
が、この日鞄も服も部屋中探してどこにもないのだ。
昨日を反芻する。2軒目の[赤垣屋]あそこは端数が出たから確実にあった。最後の[正宗屋]は丁度千円なので出していない。
そう、小銭入れがないのだ。
途中でノートに店と金額が書いてあるからこの時はあったのだろうが、これはどこで書いた? シャツを買ったアベノか? 乗り過ごして(笑)、東三国のホームで反対電車を待った時か? シャツも帰りに成城石井で買い物をしたのもカードだった。
そのどこかでポケットから落ちたのか。
調べると7時から成城石井は開いている。電話。ないと言う。
フロントに行って聞く。ないと言う。
今日は帰る日なので10時にチェックアウトをするが、荷物を預かってもらい、新大阪に。駅で紙をもらい忘れ物センターに電話。ない。御堂筋線なら北大阪急行にも聞けと言われ、そちらもかける。ない。阿倍野に行く。
いったい、どこにいる?「ここだよ~」と泣いて待っているのではないか。探そう。
昨日飲んだのは「ヴィアあべのウオーク」という。買い物をしたのは「あべのキューズモール」。くっついているが別組織だと言う。
サービスカウンターで聞く。緑色の小銭入れ。やはりない、と。
見つかった時の連絡用の用紙を書くか、と聞かれ、時間は・場所は?などと調書を書くおねえさんに答えていく。
「カエルの形をしているので、ぬいぐるみと間違えられたかも」
というと、ペンを走らせたおねえさんがぴたりと止まり、「カエルのがま口ならあります!」と言う。そう、「スタッフ細胞はあります!」と言ったあの方の時のように。
「ミンティアが入ってましたね」とどこかに電話。
見事に再会できたのだ。
おねえさんありがとう。拾ってくれた方、ありがとう。
やっぱりキューズモールで椅子に座っていた時出したんだろうな。
途中別の女性も来てお二人でニヤニヤされていたのは、どんな少女が落としたのかと思ったら、こんなおっさんかよ、というところか。
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さて、飲みに戻りましょう。
今日はこのトラブルがなければ、梅田辺りで呑もうかと思っていた。
でも見つかったから阿倍野まで来てよかった。
ブログネタとしては新味がないが、[明治屋]が開くまで、アベ地下で呑もうか。
しかし、すっかり再開発で変わってしまった。どうやってたどり着くか。
こんなとき誰にたずねますか。
道行く人にたずねるよりも、どこかのショップのおねえさんに聞く方が確かだ。
しかし一番いいのは、昔にも書いた気がするが、宅配のお兄さんだ。あの方々は実に詳しい。
たまたまあるショップで荷渡しを待っている日通のおじさんにたずねるとまことに正確にたどり着いた。
おじさんの言ったのは「その先の左の階段上ると橋があるから渡って階段降りる」だった。
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気持ちもこんな快晴であります。
でこの時間からやっているお店の中から
[半田屋]
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どうやら新今宮かな、に本店があるようだ。
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金額的にいいでしょう。
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日付が入っているのがいい。
入店。
すぐにカウンター。
「ビールのこ…しょう瓶ありますか?」
「あります」
思わずこびんといってしまいそうになるが、「大阪はしょうびんや」と山口酒店のおねえさんに言われたので言い直す。
では大瓶はおおびんか、だいびんか。
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ビール小瓶
やはりここもアサヒのドライ。
キリンは見かけない。アンチキリンの店が多いのか。
単にアサヒの方が仕入れ価格が低いのか?
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焼き穴子酢
実に今回の旅行ではうざくやあなごすをいただいたなぁ。
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ここを見てチョイス。
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あ、飲み物のメニューが見つかった。これは計算がしやすい。
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自家製きずし
シメサバという表現はあまりしない。自分も小さい頃から母親が作っていたが「きずし」と言っていた。
表現だけではなく、かなり「ヨクシメ」だ。きっちり漬かったのでないと出さない。
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宗麟・並  普通酒?(大分)
う~ん、これは美味しさには少し欠けたな。
ただ、この酒蔵、野上弥生子さんの実家で、宗麟も彼女が名付けたとか。
若い頃「真知子」「迷路」「秀吉と利休」などに親しんだものだ。
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ちょっと温かいものを欲してエイヒレ
どこからか、「大阪まで来てつまんでいるのは普段のメニューかよ」そんな声がする。
そうなのだ。
ぜんぜん大阪独自の(があるのかどうか)ではない。
きわめて、横浜にでも東京にでもありそうなものを頼んでいる。
それじゃあ向こうで呑んでろよ?そうではない。
自分がなじんだいくつかのお店で呑む。しかしそれは非日常ではなくなり、ルーチンワークと化す。
自分が好きなのは酒でもなく(ホントか?)つまみでもなく(更にホントか?)居酒屋という空間なのだ。大阪の親しんだ、または新規の居酒屋の空間の中で呑む、それが実に楽しい。
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ほら、こんなカウンターも面白いだろう。
「角煮」を頼んで……ない?ならば「きずし」。こんなでたらめな客も(自分ですが)いいでしょう(笑)。
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この客たちからは見えなくなったネタケースもいい。
見て選ぶもんやおまへん、そんなところか。
この時、仕入れの業者がマグロの柵を持ってきた。
おばさん「まけて(=値引きして)この値段⁉」
業者も「そらそうや」。ものが違う的なことを言う。
もちろんおばさん、言い値のまま支払う。お釣りからして法外な値段ではなかった。
言われたまま払う、でも一応ひとこと返させていただく、こんな大阪商人的なやりとりを聞いているだけでいい。
ま、一応「大阪メニュー」も行きまひょか(笑)。
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串カツ(左から) とんかつ・ウインナ・うずら
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むろん二度漬け禁止なソース壺はないので、上からかけて。
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大関
瓶燗されたものを。
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こういうメニューのラインナップが定番のものか。
小ビール 290円
宗麟 350円
大関 290円
焼き穴子酢 350円
きずし 350円
エイヒレ 350円
串カツうずら・ウインナ 100円×2
串カツとんかつ 130円
外税 180円
計 2490円
ごちそうさまでした
割りと払ったな。まあこんなところか。
この「アベ地下」他にも何軒かあったから要調査、というところだな。
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こんな餃子の「ほろ酔いセット」の店もある。昼はランチだけだろうか。
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サンマルクカフェで小休止。
みたび
[明治屋]
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クワバタさんだ。
「暑いなあ」そんなことを言いながら座る。お前は常連かよ。
「暑いですなあ」
「もう半袖の季節や」
「そうですねえ。おたく下から来はった?」
「いや、上から」
「それは暑いわ」
「暑くても熱燗。暑くても湯豆腐」
「そんなひと多いですよ」
熱燗と湯豆腐がいつものように供される。
この湯豆腐もあと一週間したらなくなる。そうなると冷奴だ。
「ひやもええけど、やっぱり湯豆腐やなあ」
「この出汁がええでしょ」
「ほんまや」
このあと少しずつお客さんが来たので自分も会話をやめ、静かな[明治屋]に戻った。
途中「まめあじたべはったらどう。お酒に合いますよ」と彼女。
豆アジの唐揚げをいただく。まことに小さい鯵がたくさん。
おや、パリパリとしただけのものかと思ったら、むっちり身があって、これは確かに合う。
(以上、撮影禁止のお店ですので、会話だけでお送りしてみました)
お酒 420円×2
湯豆腐 370円
まめあじからあげ 400円
計 1610円
ごちそうさまでした

[半田屋]
阪市天王寺区堀越町1 アベノ地下街
06-6779-3629
10:00~22:00
アベ地下の定休に準じる(隔月第3火曜休)

[明治屋]
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1 ヴィアあべのウオーク1F
06-6641-5280
13:00~22:00
日曜休
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コメント

No title

カエルのガマグチ見つかって良かったね
この日の飲み歩きは一入美味しかったでしょうねー
因みに私の有人、ことし一緒に旅行した際に財布失くして見付からなかったよ

No title

この可愛らしい財布が出てくるのは、やはり大阪ならではなのでしょうねぇ。
東京辺りじゃ、面倒くさくて届けないんじゃないかなぁ。
ちゃんと帰って来たと言うことに、持ち主の愛を感じましたよ。

No title

ぽちぽちさま。
本当は喜んでジャンジャン飲みたかったのですが、また何かなくしそうで自重しました(笑)。
あら~おともだちは残念でしたねえ。

No title

ぶらくり佐藤さま。
うれしかったですねえ。
大船駅で皮財布落として届けてもらった時に匹敵しますよ。
文字通り「日本も、捨てたもんじゃない」(笑)。

No title

ドラマがありましたね。
カエルのがま口。目立ちますので、それが良かったのかもしれないですね。

No title

やまぴょんさま。
もし「緑の小銭入れ」だけで通していたら見つからないままでしたねえ~。同じ緑で見つけてほしかったのですが、パソコン上ではエクセルの違うシートなのかしら。

No title

良かったですね。
私もお店を出た後はあちこちチェックするようになりました。
今後も要注意ですね~(-_-)

No title

小太郎さま。
いつもみなさんとの飲み会でもなさってますよね。
自分もシラフで電車降りる時など、座席を振り返りますが、呑むとだめですね~。

No title

おぉぉあの小銭入れですね、見つかって良かったですね!
当方だと確実にでてこないですね(笑)
そうそう、一般的にあの小銭入れは王子さんに結びつきませんね(^^ゞ

No title

ノブさま。
はい、ほっとしました。
というか、地下鉄とかに電話した時、見つかっても本人確認ができないので、郵送無理と言われました。えっ!と思いました。

No title

こんにちわん♪
可愛い🐸カエルさんのお財布と、
可愛い吹き出し💬にほっこり気分
可愛い女の子が困っていると思われ、届けられたのかしら?
私も盗難にあったお財布が違う沿線の道端に捨てられていたのを
届けてくださった方がいらして、
温かな気持ちになったのを思い出しました

No title

小銭入れが見つかってホッとされてからのお酒、美味しかったんじゃないでしょうか(^◇^)

きずしのよ〜くしまったのをいただきたいです〜(^o^)丿

No title

がま口がなかった時の狐さんの狼狽ぶりが眼に浮かぶようです。
ぼくなら諦めちゃうかもなー?

No title

びびりさま。
可愛いおっさんが困っておりました(笑)。
お姉さんたちにはぷぷぷなことだったでしょうね。
いい気持ちになりました。

No title

猿吉君ビールはジュース!!さま。
はい、食欲が出ました。
シメサバは刺身並みの浅〆も好きですが、こういう深い〆もまた、いいものですね。

No title

mojitoさま。
もう部屋の中で、「ひとりタワーリングインフェルノ」でしたよ。
自分も半ば諦めていたのですが、ね。

No title

こんにちは。
涙のできごとは、カエルさんが戻ってきたといううれし涙でもあるのですね。私も何だかホッとしました(o^^o)

明治屋さんでの会話から店内の様子を想像できました。豆アジの唐揚げ、美味しかったのですね~(^^)

No title

浜雪さま。
明治屋を会話だけで雰囲気を活写しようとしたところに注目していただき、ありがとうございます。
さすが浜雪さん。
これにもうれし涙を流しましょう(笑)。

No title

こんばんはたしかに関西ではアサヒは大抵あってもキリンは置いていないところがありますねえ私はややキリン派ですが(爆)
大関もいいですねえ、あと関西だとベタですがやっぱり俺は~~菊正宗~~

No title

PRIDEOFKANSAIさま。
なんででしょうねえ。ドライは好きじゃないんですよね。
自分はヱビス・サッポロ派です。

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プロフィール

王子の狐

Author:王子の狐
Yahoo!からの引っ越しです。
現在は東京・神奈川での飲み食いの記事中心。
昼は人形町、夜はあちこちに出没しています。

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