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鎌倉 でんがく屋 むかし入ったと思ったらお初だった、囲炉裏端でほっこり

さて、鎌倉古刹とそのあと3部作の〆です。
円覚寺で和菓子と抹茶で穏やかな気持ちになり、さらに[茶女]でくつろいだ自分。
ややほろ酔い気分。
しかしそうでもないのは、そのあと[フライパン]に行こうとした行動でわかる。
実は水曜、フライパンは休みなのだ。
いや開いているかもと思ってきたのだったのなら、まあまともな方なのだが。
結局閉まっていたのですが。

で、フライパンに行く途中に気になるお店が前からあったのです。
20年ぐらい前になるか、落語家の桂歌助師匠と何度か飲んでいたことがある。
だいたい明日どう?とかそんな感じで連絡が来るのだが、鎌倉の小さなおでん屋のカウンターで呑んだことがある。
もちろん、そのころは店頭を撮影する時代ではなく(ネガフイムルの時代だもんな)、誘われて入ったので、店名を覚えてないのだ。
小町通りだったのか横道だったのかさえ覚えていない。
もしかすると、鎌倉じゃないよ、だったりして(笑)。
ただ小さなカウンターでのワンシーンだけが残っている。
そこで、この店だ。
[田楽]
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ここじゃないかという気もずっとしていたのだ。
ならば今日入ろうじゃないの。
思い残すことのないようにしたい、「仕舞い支度の年代」。
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ガラガラっと戸を引いて…
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目の前にでんといろり。
「初めてですか?」
「…前からこうですか」と両手を広げていろりのポーズ。
「そうです」
「では初めてです」
そんな間抜けな会話をして着席。
女将さんは自分より少し若いか。上品な方だな。
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いぶし銀、そんな言葉がよく似合う。
だっていろりもいぶしますからねえ。
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こんな感じにセットされる。
実はあとの話になるが最初の店頭画像の看板。横は「田楽」とあるが、縦には「でんがく屋」。そしてのれんは「でんがく屋」だが、箸袋は「田楽」とまことに、どっちなのかという次第。
「望郷の味」というのがいいじゃないか。
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瓶ビール中瓶
サッポロ黒ラベル、いいじゃないか。
中瓶しかないようです。
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お通しそら豆
そら豆は今年初のような気がする。初夏だなあ。
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いろりの火を見つめていると、穏やかになる。
向かいの席のおばさまお二人の会話も言葉少ない感じか。
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どうぞ、と豆アジをいただいた。
素揚げだが、塩が効いて、まことにビールに合う。
何を焼きましょうか、と聞かれて豆腐と答えた。
味噌を3種類の中からと聞かれて「ゆず味噌」と答えたように思う。
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手前の右が、その豆富。
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今じっくり額を読み直してみれば山崎方代だった。
青葉しげれる若宮大路にてゆくりなくめぐり逢いたりあなたなりけり
山崎方代は栄区田谷に住んでいたが、その後手広に。そこが終の棲家となった歌人だ。
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焼けてきた。
そしてお皿に。
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豆腐田楽
かすかに柚子味噌が見える。
確か山椒味噌と普通の味噌との3種あったのではないかな。
こうしていただくのは会津若松辺りではよくあるが、鎌倉では初めてだな。
そら豆、豆アジと手でいただいていたが、ここで箸を。
え?串のままいただかないのかって?
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こんなに長いよ。でなきゃあいろりに刺せないでしょう。
しかも大きいし。
炭火で焼かれた豆富、それに味噌が焼けていてまずいはずがなかろうて。
時間が止まっているような静かな空気。
それでいて張りつめたものではなく、くつろげるこのお店。
今日は円覚寺から始まって、一日ほっこりずくめだったなあ。
こちら再訪必須。
う~ん、鎌倉で行きたい・行くべき店が増えちゃったなあ。
ビール 700円
お通し 200円
豆富 600円
計 1500円
ごちそうさまでした

[でんがく屋]
鎌倉市小町1-6-5
0467-23-2121
16:00~22:00
不定休か
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コメント

No title

鎌倉に囲炉裏を囲む隠れ家が有ったんだ
こりゃ訪問したくなる雰囲気出してるよ
思いがけずに新規開拓になりましたねっ

No title

自分も鎌倉に思い出せない店があるんです。
10数年前に上司に連れられて行った焼き鳥屋、美味しかったんです。
あれは、どこだったのだろう。
扇が谷の辺りだったと思うんだけれどなぁ。

No title

おはようさぎ
あはは〜、私としては、そのままお豆腐に齧り付く狐さんのお姿を
拝見したかったです
鎌倉で囲炉裏を囲う、これは堪らないですね

No title

いろりを囲んで…ゆったり気分に浸れますね…
きっといい空気が流れてるんでしょうね、で、お店との同化吞み、これができそう(^^ゞ

No title

ぽちぽちさま。
そうなんです。歴史のあるお店でしたから、粗相のないように頑張りましたよ(笑)。

No title

ぶらくり佐藤さま。
誰かに連れて行かれるとダメですね。
自分、人形町にもそう言うのがあって。
その頃、スマホ、せめてカメラ付き携帯があればな、とよく思います。

No title

びびりさま。
残念ながら、誰かといくと調子に乗ることも多いのですが、ひとり呑みは極めて端正に呑むか寝てるかしておりまして、一度見つけましたら離れたところから眺めてくださいませ(笑)。
呑み屋では誠実を絵に描いたようですよ(自称)。

No title

ノブさま。
はい、古い店では空気を壊さぬように、同化ですね。
最近は同化呑み、さらには、あってなきがごとし呑み(笑)ができるようになってきました。
家では前から、なきがごとしでしたが^o^

No title

こちらは、鎌倉で最も敷居の高い店として有名です!
紺青には荷が重くて入れません><

No title

紺青の海さま。
そうなんですか!
紺青の海さんがそうなら、まして自分はダメなはずでした。う~ん、飲んでると大胆になるなあ(汗)。

No title

炉端焼元祖が仙台国分町にある老舗がありますが鎌倉にもピン飲み炉端があるんですね~
素晴らしいレポートありがとうございます。隊長

No title

番犬隊長さま。
仙台ですか~。では次回に。
ここはなかなかほっこりしました。

No title

おはようございます。
鎌倉には素敵なお店がありますね。
いろりを囲んで「時間が止まっているような静かな空気」の中でお酒をいただく
想像するだけでほっこりします。

No title

ゆっくりじっくり飲みたいお店ですね、味噌の種類全部を食べてみたいです〜(^o^)丿

No title

田楽のお店があったんですね。炉端メニューは他にどんな物があったのでしょうか?

No title

浜雪さま。
昨日はお忙しかったようで、ご無事で何よりです。
鎌倉、離れられませんね~。
危なくない店を狙って(笑)、まだまだ探します。

No title

猿吉君ビールはジュース!!さま。
大常連なら、3種味噌塗りなんて、あるかもです。
自分がそうなるまでには、残り時間がなさすぎました(≧∇≦)

No title

mojitoさま。
椎茸、なす、鳥肉、ピーマンと言ったところでしょうか。
火を見つめるっていいですね。

No title

こんばんはこれは素敵なお店で
長居したくなりますねえ
豆腐田楽の美味しそうな事
あとそら豆や豆鯵も鯵や鯖、鰯好きなのでたまりません

No title

PRIDEOFKANSAIさま。
今まで豆アジの素揚げはパサパサしているのかと思っていたのですが、阿倍野の明治屋でむっちりしているのをいただき、この日も美味しゅういただきました。

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王子の狐

Author:王子の狐
Yahoo!からの引っ越しです。
現在は東京・神奈川での飲み食いの記事中心。
昼は人形町、夜はあちこちに出没しています。

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